3回目の帝王切開レポ②~手術編~
よく寝られぬまま手術当日を迎えた
(どうせ後で薬で寝られるからいいやと思った)
手術時間は大体15時頃
(主治医の先生の外来診察が終了次第なので)
前日22時以降絶食、当日午前10時以降は絶飲だったので
ちょっと喉が渇いていた
夫には手術が始まる1時間くらい前に病院内で待機してもらった
この時、まだコロナの影響で緊急事態宣言中だったため
病室への面会はできず、夫とも一瞬会っただけ
初産婦さんは心細いだろうなぁと変な心配をしていた
(幸い、うちの病院は普通分娩なら夫の立ち合いはOKだった)
手術前に、便が出ていなかったので座薬タイプの下剤を処方され
無事腸内もスッキリ整ったところで
手術時間がきた
看護師さんに連れられ手術室へ向かう
執刀する先生に名前と手術名を伝えて
ベッドに誘導され横たわった
私が一番恐れていたもの
それは、下半身麻酔。。。
私は長男出産時、この麻酔針を挿入する際に
陣痛がMAX中だったために動いてしまい、何度も差し直しをされた
そのせいで、後々悲惨な目に合うのだが、それはまた後日書くとして
とにかく当時の悲惨さを思い出すとなんとも言えない恐怖にかられた
今回は絶対一発で終わらせる!
そう決めて身体をググぐっと丸め(妊婦にはキツイ体勢)
恐らく針が神経に触れたであろう瞬間、
ビリビリっ!!
と全身に電気が走ったかのように痛かったが
何とか無事に麻酔針が刺さったようだ
そして
麻酔が下半身に行き渡ると、そこからはあれよあれよと体中に色々入れられて
下の毛除毛中は焦げ臭い匂いだ漂い
(デカ腹のせいでもはや自分で剃れず・・・ごめんなさいという気持ちでいっぱい)
この時恐怖MAX。
自分の心拍音がモニターから聞こえてくるのだが、
ドッキドッキドッキドッキと次第に心拍が早くなって
その音に更に怖くなるという
あぁ、今お腹切ってるのかなぁぁぁぁと考えていたら
多分、手術室に入ってからものの20分程度で産まれたのだと思う
とても早くて驚いた
私は経腟から産んだことがないので、よく言われる「でゅるん!」という感覚は分からないが、
この帝王切開でもお腹の中の臓器?がドドドド~っとずるずる出ていく感覚というのは何となく分かった
(ちょっとスッキリもした)
そして、無事産まれたことに安堵しつつ、あ~これから縫い合わせるんだな~とか考えていたら
そこからプツリと記憶がなくなり、
気づいたら手術終わってた
今回私は、卵管結紮(らんかんけっさつ)という卵管を縛る避妊手術も同時に行ったので、少し時間がかかると思っていたのに
なんでこんなに早く終わったのか
・・・自分が寝ていたからだった^^;
気を効かせて先生が麻酔で眠らせてくれたのね
もし起きてたら、「胎盤見せて下さい~」って言ってみたかったんだけど
仕方ない
そして、病室の前で待機していた夫と赤ちゃんと3人で記念撮影をしてくれたのだが
看護師さん、そのアングルあかーーん!
って 撮影中思ったけど、気を使って言えなかった
お陰でひどい顔で写っちゃったよ
三十あごくらいになってたよ